2009年02月08日
3年生朝拝№23
今日の朝拝はO君。
本校の建学の精神、「神を愛し、人を愛し、土を愛する」の元で学び、感じたことを話してくれました。
人を愛する=これは、学校生活、寮生活そのものである、と。
人を愛することは難しい。批判することは簡単だが、受け入れることは難しい。
しかし、受け入れることをしないと人は愛せない。
この学校は少人数で共に生活するため、一人一人の嫌なところもはっきり見えてしまう。
でも僕は、この3年間、話し合いを持つことで少しづつ考え方が変わっていった。
土を愛する=農業。
2年生になって野菜部に入り、管理をしていると、農業が楽しく感じられるようになった。
野菜部では、自分に与えられた仕事は最後まで自分でやる。時間配分も考える。
責任感がついたと思うし、1回の説明で、多くのことを覚えることができるようになった。
神を愛する=キリスト教
僕はまだ、聖書の奇跡や、書かれていることが理解できなくて、神を信じるとはいえない。
しかし、「人は何かを神にしないと生きていけない」ということを聖書の授業で聞き、その通りだと思った。
自分も何かを神にしているのだろう。
卒業まであと25日。人を愛すること、キリスト教についてなど、考え方がもっと変わってきてもいいなと思う。
こんなふうに話してくれた0君です。
卒業を目の前にして、これから濃い濃い時間を過ごすことができると思います。
ぎりぎりまで、いっぱい悩んで考えてこそ、ここで生活した意味があると思います。
卒業の日はどんな朝になるのでしょう。
〔三井田〕
Posted by あいのう高校 at 10:00│Comments(0)
│43期
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