2009年01月31日
3年生朝拝№22
Iさんは、大学受験したときのことを話してくれました。
大学受験を決めたのは、夏休み前でした。もともと物事をじっくり考えるのが苦手だというIさん。お母さんと買い物に行くときは、悩まずぱっぱと買うので、(他の姉妹と行くより)「あなたと買い物に行くのが一番楽」、と言われるそうです。
とにかく、自分で考えなければならない大きなことを目の前にして、かなり悩んだようです。
その大学へ行こうと決めた理由は、
・英語をもう少し勉強したい。外国へ行きたい。
・愛農で全国に友達ができたが、今度は世界へ広げていきたい。 と、思ったこと。
そして、「いろんな選択をしながら人は生きている。小さなことから大きなことまで。間違うこともあるかも知れないが、自分で選んだことだから自信をもって」という言葉にも励まされました。
試験は推薦で、小論文と面接。2学期は学園祭などの行事にも取り組みながら、「あと○日、あと○日…やばい、やる気出せ!」と自分を奮い立たせながら頑張りました。
願書は、「精神的自伝」を書けというもので、自分の精神的成長について述べるもので、困難な作業でした。しかし、自分の歩んできた道や自分自身について振り返るいい機会になりました。また、朝拝や人の話をしっかり聞き、メモをとり、いい言葉を吸収しようと努めたり、聖書にも向き合いました。多くの先生にもお世話になり、同級生や後輩にも励まされて、受験に向かう朝が一番幸せだったとのことです。
そして、見事合格。その後も、受験前と同じ気持ちで講演会や朝拝、聖書に向き合い続けようと思っていたそうですが、いかんせん、緊張の糸が切れてしまい、なかなかそのようにはなっていないそうですが、後少しの高校生活の中で、もういちど、生活や語られる言葉に向き合っていこうと思っているようです。
聖書には「恐れるな」という言葉が360回、「喜びなさい」という言葉が800回出てくるそうです。神様は毎日、「恐れるな」と言い、一日二回、「喜びなさい」と語りかける。いろいろなことがあると思うが、何事にも恐れず、いつも喜んで歩んでいきたい、とIさんは話してくれました。
愛農でしっかりとした土台をつくって、また新しい世界へ進んでいくIさんの、今後がとても楽しみです。
〔三井田〕
Posted by あいのう高校 at 10:00│Comments(0)
│43期
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