2009年02月05日
ウニの人工受精
本日、二年生の生物の時間はウニの人工授精でした。
上記右側の写真の、左側オレンジ色がウニの卵子です。
ウニの神経細胞を塩化カリウムで刺激して、
人工的に排卵をおこしています。
右側の白いのがウニの精子です。
まずは顕微鏡でウニの卵子のみを観察します。
大きなうすオレンジ色の卵子をいくつも見ることができます。
次に精子を採取し同じように見ますが、精子は小さくて良く動くし、顕微鏡でもなかなか見るのは困難です。
その後卵子と精子をあわせたものを顕微鏡で観察します。
受精後は卵子に薄い膜がはります。
その後分けつが進んでいきます。
最終的に午後の時間もあわせて8分けつ位までは確認できるそうです。
生物の時間では、このようにして実験した様子をしっかり観察し、ノートにつけています。
農業に大切な観察力が生物の時間を通して養われていきます。
生徒の皆さんは、小さなウニから生命の神秘についてたくさん学んだことでしょう。
〔小泉〕
Posted by あいのう高校 at 14:10│Comments(0)
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