経営結果発表

あいのう高校

2009年01月27日 17:25


今日は一般入試の日です。
受験生が本館校舎で試験に臨んでいる間、大講堂では農場の各部門による一年間の経営結果発表が行なわれました。
数年前からプロジェクターも二台になり、それぞれの部門が1年生にも分かりやすく発表できるように工夫していました。



経営結果発表では、1年間のそれぞれの部門の総売上、
純益がでて来ます。
数字になってでてくることで3年生は自分たちの管理体制の結果を身を以て知ることになるのです。
これらの発表を準備する過程を通し3年生は自らの一年間を振り返ることができ、2年生は来年度の経営構想を練ることができます。
大雑把ですが、だいたいの各部門の純益を見てみると:
野菜部−600万、作物部ー210万、果樹部−120万(以上耕種部門)
養豚部−380万、養鶏部−350万、酪農部−350万(以上畜産部門)となります。


最後に農場長の浜田先生から講評がありました。
畜産部門は数字的には大きいが、支出の80%以上を外部飼料に頼っていることを指摘されました。
半面耕種部門は薬剤衛生費が全くかかっておらず、有機農業を基本とする愛農高校のこれからのあり方を考えた農場経営の必要性を訴えられていました。

1年生の部門分けもそろそろ決まって来たようですし、3年生の学びを見て、2年生1年生がいかに自主的に農場経営に携わってくれるか、これからが楽しみです。


〔小泉〕

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